指文字(ゆびもじ)とは、手の形を書記言語の文字に対応させた視覚言語の一要素です。手話は音声言語や書記言語より語彙の数が格段に少ない為、手話単語にない単語は、指文字を使って一字一字ずつ書記言語の綴りを表現します。
【特徴】
・ひらがなで単語や文章を入力していただくことで、ひらがなを指文字に置き換えた動画を作成することができます。
・現代仮名遣いで使用するすべてのひらがなに対応しています。
・連続した指文字を動画で見ることによって、任意の単語の指文字の一連の流れを学習することができます。
・動画のスピードを調整できるのでゆっくり指文字を確認することができます。
・複数の単語、文章をアプリ内に保存していつでも指文字を確認することができます。
日本語版Wikipediaより引用
現在、日本で一般的に使用されている指文字は、大阪市立聾唖学校(現・大阪府立中央聴覚支援学校)の教員だった大曽根源助が渡米した際にヘレン・ケラーと出会い、アメリカ式指文字を知ったことから発展した。帰国した大曽根は、アメリカ流の片手式指文字と共に、それまで日本で使われていた古河式・渡辺式・高木式・数字手真似・文字の形(例えば「へ」)を参照して、原案をつくった。その原案をたたき台にして校長の高橋潔を初めとする同校教員達が研究し、大阪市立聾唖学校制定の指文字として完成させた。昭和6年(1931年)、同校は完成した指文字を正式に採用・実施し、それが全国に普及していった